ご注文番号:24701
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)
銘:長曽祢興里
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は長曽祢興里としては上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:1尺7寸4分(52.73センチ)
反り:3分(0.91センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.27センチ
先幅:2.39センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量:585グラム
時代:江戸時代万治3-4年頃
体配:身幅、重ねのがっしりとした作品。
地鉄:小板目肌よく詰んで、精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来直刃刃紋、鋒は右側は二重刃風に丸く返る。
左側は乱れこむ。
特徴:長曽祢興里の万治3-4年頃の作品です。この時代は 長曽祢興里彫りを盛んに製作した時代で出来もかなり研究した作品が多い。本作は彫りはありませんが、身幅も広くがっしりとした作品と言えます。
拵:
鍔:木瓜型赤銅地に菊紋を金で象嵌をする
縁頭:赤銅魚子地で菊の図を立ち上げ金で色絵を施す。
小柄:赤銅魚子地に菊と桐紋を高彫りし金で色絵をほどこす。
小刀付き
目貫:茶道具とも思われる図柄を描く
葵美術より一言:虎徹に人気は高くなかなか販売に出てこないのが実情で高額な作品が多くぜひお勧めしたい作品です。先に書きました様に万治3-4年の作品で長く保存されていた作品です。拵も大変よく出来ております。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:9,500,000円