草双紙 : むろまち源氏 胡蝶のまき 二編上
著: 柳亭種彦
画 : 梅蝶楼国貞(二代目歌川国貞)
文久4年新春刊行
ご注文番号:F08358
長さ : 縦17.8センチ× 横11.6センチ
時代: 江戸時代末期
特徴:大半紙半截二つ折りの10ページからなる草双紙は江戸中期以降に
流行した大衆的な絵本である。著者の柳亭種彦は江戸後期の戯作者で、
浮世絵師・二代目歌川国貞と組んで草双紙の第一人者となった。
各ページ登場人物の唇だけが後年、赤インクのペンのようなもので
なぞられ着色されており、一冊を通してパンチのようなもので穴を開けられた跡がある。
それ以外は、表紙の発色はよく、内容もインクの擦れなどもなくいたって良好な状態で、紙面の所々に模様の刻印などが施されてみどころが多い。
価格:15,000円 (消費税、送料共)