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鑑定会:第235回



前回の回答は、
備前国住長船孫右衛尉清光作 永禄十三年八月吉日
でした。
特徴:孫右衛門尉清光は五郎左衛門清光の子で親に続いての良工として知られている。
当時日本は戦国時代で戦闘に向けて数多くの刀剣が制作された備前も同様で数多くの刀工がおり多量に刀剣が生産された。
ほとんどは多量生産方式で制作され数打ちと称される備州長船祐定と銘をうった作品でありますが、
本作の如く俗名をうった俗名祐定や清光がおり大名や一部の豪族に対して制作された作品も存在した。
本作は孫右衛尉と銘を切り俗名打ちの作品であります。
流石身幅、広く重ねのある極めて状態の良いゴリッとした作品で地鉄も良く練れた見事な作品です。
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第235回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成25年3月15日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
脇差
刃長:1尺1寸1分 (33.63センチ)
反り:1分 (0.3 センチ)
目釘穴:2個 
元幅:1.90センチ
重ね:0.50センチ 
時代:江戸時代寛永頃
体配:やや長寸の寸延び短刀で身幅、重ね尋常な体配をした脇差し。
地鉄:板目肌に杢目肌が交じり練れて地錵が付き綺麗な地金となる。
刃紋:刃区より直刃その先のたれ刃に互の目乱れとなり表裏揃った刃紋で帽子は丸く返りが深い。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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