日本刀販売、刀剣販売、日本刀の買い取り、委託販売、日本刀オークションの開催

info@aoijapan.jp

営業時間 10:00~18:00 (月曜定休日)

東京都渋谷区代々木1-54-6

お知らせ

鑑定会:第332回



前回の回答は、
無銘(伝 雲重)でした。
特徴:雲重は宇甘派一派の刀工でその他に雲生・雲次が活躍する。
銘の上部に雲を付ける所から雲類とも呼称される。
作風は隣国の青江にも似て地肌は縮緬肌となり地金が極めて良くねれている。
本作は身幅が広く、青江あたりが彷彿とさせる傑作で
刃中の働きが横溢であり体配も長捲きを思わせる豪壮な作品であります。 
================================================
第332回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年03月13日)
================================================


ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:1尺2寸9分(39.09センチ)
反り:1分5厘(0.45センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.6センチ
重ね:0.58センチ
体配:やや小振りの平打ちの脇差で表裏に棒樋と添樋をほる。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり良く練れて地錵が付き地景が入り映りが現れる。
刃紋:小錵出来、丁字乱れ互の目乱れが混じり
刃中、足、葉が働き、帽子丸みを帯びて先尖りごころに返る。
1:地金が良く練れて抜群の精良な鉄となり映りが現れる
2:帽子は丸く先は尖る いわゆる蝋燭の芯を思わせる形態
3:映りが現れる
4:太刀は少なく小脇差しや短刀の制作が多い
5:刀身に樋や添え樋を入れる作品が多い。
================================================

回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

================================================
(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)