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鑑定会:第351回



前回の回答は、
粟田口近江忠綱 (2代)(一竿子) でした。
特徴:粟田口近江忠綱 2代(一竿子)は初代近江守忠綱(初代)の子で、
二代を引き続ぎ銘を一竿子と号した。当初は初代の作風に似た足長丁字に
砂流がかかる作品が多いが後期になると濤乱刃や大互の目乱れ
などを意欲的に制作する。特に物を得意としており愛刀家垂涎の作品が多い。
本作は足長丁字に青江風の逆さ丁字乱れを焼き刃中、砂流、金筋が働き傑作刀と言えます。
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第351回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年08月14日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:74.9センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:3個(内1個埋め)個
元幅:3.43センチ
先幅:2.32センチ
重ね:0.73センチ
体配:身幅3.43cmと広く重ね厚くがっしりとした刀で反りが深く、
表裏に棒樋を彫り切先がのびた堂々とした貫禄のある体配をした刀
地鉄:小板目肌に杢目が混じり地錵が微塵に付いて明瞭な映りを表し美しい地金となる。棒樋の中はやや細かく荒れた部分がある。
刃紋:やや滲みごころの刃紋で角張った互の目乱れ、二重刃となり刃中、足柔らかく刃入り細かな金筋が働く   帽子は乱れ込んで尖って返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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