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お知らせ

鑑定会:第375回



前回の回答は、
無銘(長船義景)でした。
特徴:長船義景は以前は大宮一派と鑑せられたが作風や鏨の切り方から備前長船一派(長光、景光、近景)の流れを汲む刀工では無いかといわれている。
しかしながら地金と刃紋から兼光又は長義一派とも言われております。
本作は本阿弥光孫先生 折り紙では長儀と鑑定されている(昭和17年)達筆な文字で書かれております。
当時は滅多に見る事も出来ない大名家の品物であったろうっと想像出来ます。
幾星霜経た刀としては健体であり滲みもなく帽子も健全であり出来も良い作品です。
登録番号も大阪29と正に登録制度が行われた最初の刀でさすが大名登録といわれる作品です。
地金が良く又刃紋が健全であるのが素晴らしいといえます。
なおこの作品は状態も良く体配も良い出来も華やかな丁字乱れで上が狙える作品と言えます。
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第375回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年2月19日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:68.5センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:2.87センチ
先幅:1.79センチ
重ね:0.65センチ
体配:大摺上無銘で表裏に棒樋を彫り身幅、重ね尋常な反りが深く
肉置きが良く切先やや延びごころの体配の良い刀。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり地錵がよく付き細かな地景が入り地に映りが現れる。
刃紋:錵出来直刃やや締まり帽子二重刃となり焼詰めとなる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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