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鑑定会:第388回  



前回の回答は、
丹波守吉道(大阪)3代 でした。
特徴:丹波守吉道は京都の三品派に京丹波守、伏見丹波守、
大阪丹波守、大和守など四系がある。簾刃と呼ばれる独特の
華やかな刃紋は、砂流を元に丹波守吉道が考案したといわれる。
本作もその特徴が良くあらわれ、華やかな中に品格を合わせ持つ
刃紋が見どころの一つである。本作はその流れを汲んだ
大阪3代丹波守吉道で、切先の丸く返る刃紋に
更に丸い玉を焼く手癖があるのでこの玉を見た時は3代と断定しても良いでしょう。
出来も良く丹波守吉道のややけばけばしい簾場とは異なり
品良くまとめ、明るく出来の優れた作品です。
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第388回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年5月20日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:2尺5寸1分0厘(76.05センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.06センチ
先幅:2.19センチ
重ね:0.67センチ
体配:身幅、重ね尋常な磨上無銘の体配の良い刀。大切先。
地鉄:板目肌良く練れて地拂付く。地景が入る。
刃紋:錵出来、丸みを帯びた互の目乱れ。
刃中、金筋盛んに入る。帽子乱れ込み先尖る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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