前回の回答は、
備前国長船住人左馬允真守造
(四ツ目菱紋)正応二年八月日でした。
特徴:備前真守は畠田派の備前守家の一門で弟子又は子として伝えられている。 地金は殊の外地金が詰んで精良となり映りが現れて
刃紋は一文字と同様に重華丁字となる作品が多い。
本作は生茎で堂々とした当時からの体配で長銘であり更に年期がはっきりと刻まれております。
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第394回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年07月01日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:49.0センチ
反り:0.7センチ
目釘穴:1個
元幅:2.90センチ
先幅:2.70センチ
重ね:2.91センチ
体配:鎬造りで反りが浅く大切先となる。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり流れごころの肌混じり
地錵が付き地景が入り地には映りが現れる。
帽子乱れ込んで焼詰めとなり先掃掛となる。
刃紋:小互の目乱れ開き互の目乱れ行草に乱れて
こずむ刃が混じり小丁字ごころの肌混じり。
小足,葉は入り総体に小模様となる。
帽子乱れ込んで焼詰めとなり先掃掛となる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)