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お知らせ

鑑定会:第398回



前回の回答は、
吉包でした。
特徴:古備前永包の子といわれ吉包と鑑せられる作品である。
鍛えは板目肌に杢目肌が混じり地景が入り、刃紋は細直刃調に小乱れ、小互の目乱れ等が混じりよく錵付いて金筋、砂流が良く見て取れるなど総じて古雅な出来口を示している。地刃共に健やかで茎の銘も鮮明である。
帽子の刃紋は重要刀剣図譜には明確な記載はありませんがはっきりと二重、三重となり刃中、金筋が働いている。ほぼ1000年を経過した古備前でよくぞ残っていたのか不思議な感じさえ致します。
それにしても銘が鮮明であり極めて貴重な作品と言えます。
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第398回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年08月2日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:70.5センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:3.0センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.45センチ
体配:身幅、重ね尋常な反りやや深く切先がやや延びた体配の良い姿をした刀。
表裏に棒樋と添樋を彫る。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き精良な地金となる。
刃紋:小錵出来。互の目乱れに丁字乱れが混じり帽子乱れ込む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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