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お知らせ

鑑定会:第404回



前回の回答は、
無銘(青江)でした。
特徴:青江派は備中高梁川下流域を中心に繁栄し、多くの名作を残したが、鎌倉時代中期頃より南北朝期頃までのものが青江、それ以前のものが古青江と呼ばれる。室町時代になると全く衰退している。作風は地肌に澄み肌が出る事、刃紋に逆乱れや逆足入り、備前物に比べて地鉄が硬いのが見所とされる。本作は大磨上無銘ながら同派の特色を良くあらわしている。
本作は青江の中で帽子が丸く返り切先が大きく典型的な南北朝時代の体配を有し地金は縮緬肌となり刃紋は冴えて刃中の働きが横溢で青江の特徴を遺憾なく発揮した作品です。
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第404回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年9月10日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:28.8 cm (9寸5分)
反り:0.3 cm (1分)
目釘穴:1個
元幅:2.57 cm
重ね:0.49 cm
体配:身幅尋常で重ねやや狭く三つ棟となりやや長寸の短刀で体配が良い。
地鉄:板目肌良く練れて地錵が厚く付き細かな地景が入り精良な地鉄となる。
刃紋:錵出来刃区より表裏に同じ互の目乱れをその先匂口やや深い直刃出来となり帽子丸く返る。
特徴1:表裏の刃紋が揃う。
特徴2:茎の形態を良く見てください。
特徴3:目釘穴が通常の短刀より大きい。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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