前回の回答は、
無銘(古一文字)でした。
特徴:福岡一文字派は則宗を祖として鎌倉時代に興り、繁栄した。則宗のほか成宗、尚宗、宗吉、宗忠、重久、貞真ら鎌倉時代初期の刀工を古一文字と呼び区別する。古一文字は鎌倉時代中期の華麗な作風と異なり、体配及び地鉄は古備前の赴きが見られる。
古備前に似て古雅だが、小丁字が目立ち焼刃に新味が看過されるところに格調高く華やかな古一文字としての特徴がある。
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第419回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年12月24日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀工は誰でしょうか。
ヒント
1:一般的に長寸の刀が多い。
2:地金は小板目肌良く詰んだ作品です。
3:体配は一般的に反りが浅く濃っ先がやや延びる。
4:直刃焼きだしがあり、その先匂口の深い互の目乱れとなり高低があり覇気ある刃紋で足がよく入り帽子は丸く綺麗に返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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