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お知らせ

鑑定会:第420回



前回の回答は、
和泉守国貞でした。
特徴:
1:和泉守国貞は脇差、刀の制作がかなり多く制作され又残されております。
特徴としてやや反りが浅く切先が延びた寛永頃の体配となります。寛文と寛永との体配の違いは反りと切先にあります。寛文は反りが浅く切先が短い形態となり寛永は慶長体配に近く反りはやや浅く切先は延びごころとなり寛文に近い体配となります。
したがって切先の長さを良く見ると良いでしょう。
2:刃紋は刃区より直刃出来でその後互の目乱れとなり匂口が深く足が柔らかく刃入り刃中砂流、金筋が働きます。
更に互の目乱れの刃紋は高低に変化がある作品が多いのも特徴であります。
まず地金が小板目肌の詰んだ綺麗な地金は大阪地金に共通致しますのでよく見る事が必要ですね。
次に体配を見ると反りが寛文より深く切先が延びた体配は寛文より以前、寛永ころと考えて下さい。刃紋は刃区より直刃で匂口の深い互の目乱れは国貞、初代国助、越後守国儔が思い出されます。
活動的な高低のある刃紋と美しい地金を是非良く見て覚えて下さい。
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第420回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成29年1月7日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀工は誰でしょうか。
ヒント
1 : 身幅がやや広く重ねが薄く先反りが少ない短刀。
2 : 在銘の刀は極めて少なく、それらの大半は寸延び短刀か平打の脇差しとなる。
3 : 刃紋はほとんどが皆焼となる。切先の刃紋は焼き下げが大きい。
4 : 茎が短く茎尻は栗尻となる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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