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お知らせ

鑑定会 : 第486回



前回の回答は、
荘司次郎太郎直勝/安政3年11月日(1856年)でした。
特徴:次郎太郎直勝は上総総次郎(総太郎)といい直胤の門人となり、のちに養子となった。
上州館林の秋元家に仕え、江戸下谷に住した。直胤の没した安政四年(1858)の翌年、五十四歳で没した。
門弟百人といわれる水心子正秀の門人として次郎太郎直勝は直胤・正義に次ぐ実力者である。
作風は相州伝、備前伝にも優れ、師の直胤の傑作に迫るものも多い。
本作は次郎太郎直勝の作品で南北朝時代の体配で地金が詰み移りが現れ刃紋も古作で兼光を写した傑作刀であります。
当時の作品をそのまま写して制作した生茎の作品です。
第486回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年5月5日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:68.4センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:2.91センチ
先幅:2.25センチ
重ね:0.60センチ
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常で表裏に棒樋を彫り
切先が延びた体配の良い作品です。
地鉄:板目肌実に良く練れて地錵が付き地景が激しく入り
潤いがあり一脈正宗を思わせる見事な地金となる。
刃紋:錵出来匂口の深い互の目乱れとなり、小互の目乱れ、
小のたれを交え足が入り砂流が入り金筋が働く。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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