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鑑定会 : 第502回


前回の回答は、
河内守国助(二代・中河内)でした。

特徴:本作は二代河内守國助によ刀である。
二代河内守国助は初代と三代に挟まれている所から
通称「中河内」と呼ばれる。華麗な刃紋から新刀一文字と呼ぶ人もいる。
慶安(1648~)から元禄(~1703)に至る迄の作刀がある。元禄十一年(1698)八月没。
拳を握った時の状態に似ている所からいわれる
特徴のある拳丁字は彼が初めて考案したと言われており、
やや技工的な部分はあるが当時から人気が高い作風である。
また、国助は安定同様に反りの極めて少ないのも特徴である。
小沸出来で匂口の深い品格のある出来の良い作品です。

第502回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年9月1日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:2尺5寸8分(78.18センチ)
反り:6分(1.8センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.22センチ
先幅:2.20センチ
重ね:0.76センチ
体配:身幅が、広く重ね厚く、
反りやや広く切先が延びた堂々とした長寸の刀
地鉄:板目肌良く練れて、地景が入り地錵が付き
相伝風の地金となる。表裏に棒樋を彫る。
中ほどにうっすらと鍛え割れがあるがほとんど目立たない。
刃紋:錵出来に匂口の深い互の目乱れ刃中、砂流がかかり金筋が盛んに働く。
帽子、匂口が深く刃中金筋、砂流が入り先尖りごころに返る。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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