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お知らせ

鑑定会 : 第513回


前回の回答は、
無銘(古三原)中川左平太手ニテ立
手前ニテ脇毛落ス
でした。

特徴:古三原は鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍する。 
この地方には東寺や蓮華王院など大和
中央の社寺の荘園が多く三原派に大和気質が
窺われるのはその間の交流によると考えられる。
刃紋は締まり心となり白気映りがあらわれる。本作は締まりごころの
直刃を焼き古三原の特徴を良く表している。 
中川左太の金象嵌銘裁断銘があり脇毛落とすと切れ味の良さを誇る見事な作品です。

第513回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年11月17日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:2尺1寸1分(64.0センチ)
反り:6分5厘 (1.97センチ)
目釘穴:4個
元幅:2.71センチ
先幅:1.61センチ
重ね:0.56センチ
体配:大摺上げ無銘の作品で身幅、重ね頃合いで
地鉄:個板目肌実の良く練れて厚い地錵が付き映りが現れる。
表裏に棒樋を彫る。
刃紋:錵出来、直刃基調に刃中、砂流。金筋が働き
足、葉が匂口深く柔らかな雰囲気で朝霧を思わせる風情で刃縁柔らかく良く働く。
帽子:丸く匂口深く返る、 葉中は銀砂を蒔いた風情です。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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