前回の回答は、
信国でした。
特徴:信国は山城の刀工で本左開くは南北朝時代から
応永初期の作品と特別保存刀剣には記載されております。
一見すると来国光を思わせる気事な地金に淡く映りがあらわれた作品で
刃中の働き煙る朝霧と言える穏やかな品格のある刃紋となります。
第543回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和元年6月15日)
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刃長:38.7センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.26センチ
重ね:0.62センチ
刀身重量: 385グラム
体配:身幅が広く重ねやや厚く長寸の平打ちの脇差
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き肌目が見て取れる
刃紋:錵出来互の目乱れに大互の目乱れとなり
足が柔らかく入り刃中、砂流細かな金筋が働き切先乱れて尖って返る。
全体として沈みごころとなる。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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