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鑑定会 : 第547回


前回の回答は、
無銘(千手院)でした。

特徴:千手院一派は平安時代後期あるいは、もっと遡ると考えられる大和一派の作品です。
千手院派の刀鍛冶達は大和国奈良の東大寺に、隷属する僧形の主落する承仕法師であり、
もっぱら東大寺の僧兵達のために鍛刀を行なっていたという。
若草山麓の千手谷で鍛刀していたが、同地に千手観音を本尊とする千手院堂が所在していたため、
れがそのまま派号となった。大和国の他の刀工流派である手掻・当麻・保昌・尻懸とともに、
大和五派と呼ばれるが、その中でも最古の流派であるとされる。

第547回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和元年7月13日)
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刃長:2尺4寸6分5厘(74.65センチ)
反り:9分1厘(2.73センチ)
目釘穴:3個
元幅:3.09センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.58センチ
刀身重量:740グラム
体配:摺上、身幅が広く重ね厚め反りが深く切先もやや長めの堂々とした作品で
鎬が樋が彫られず健体な作品です。
地鉄:板目に杢目が実に良く詰んで微塵の地錵が付き
餅鉄を思わせる柔らかな雰囲気を保有し瑕、欠点の無い素晴らしい地金となる。
刃紋:小錵出来互の目乱れに丁字乱れが混じり匂口が深く
刃縁、柔らかく刃中に足、葉が柔らかく付き細かな砂流及び
金筋が働く。帽子丸く先焼き詰めとなる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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