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鑑定会 : 第614回


前回の回答は、
肥前国陸奥守忠吉(三代)でした。

特徴:肥前国陸奥守忠吉は二代忠広の嫡子、
忠吉三代目にして新三郎と称し万治3年10
月陸奥大掾を受領し寛文元年8月に陸奥守に転ずる。
貞亨3年正月2月に没す。
生前は二代忠広の代作をこなした為と短命であった為彼の制
作本数
は極めて少なく又出来が良い為愛刀家垂涎の作品といわれている。
特に地金の鍛えは極めて良く肥前刀の中で最も評価されている。
本作は抜群の地景の混じった地金の良さと破綻のない見事な直刃出来に足、
葉が柔らかくは入り帽子は小丸帽子に葉が柔らかく働いている。
正に見事な生茎の素晴らしい作品であります。

第614回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年11月7日)
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刃長: 65.5 センチ
反り: 2.0センチ
目釘穴: 4 個
元幅: 2.76 センチ
先幅: 1.96センチ
重ね: 0.61センチ
刀身重量: 550 グラム
体配:身幅、重ね尋常な反りが深く付き
切先がやや延びて表に二筋樋を彫り
裏には棒樋を彫る。
地鉄:綾杉肌良く練れて肌が明瞭に出ております。
刃紋:錵出来尖り互の目乱れが連なり
映りが互の目乱れ風に現れ時代の古さを感じさせる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)