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お知らせ

鑑定会 : 第619回


前回の回答は、
無銘(伝兼長)でした。

特徴:兼長は長船長義の門人として伝えられ作例は極めて少ない。 重要美術に貞治5年紀に脇差があり皆焼風の作を示している。
のほかに重要刀剣に指定されている至徳4年紀及び特別重要刀剣に指定されている
嘉慶二年紀の短刀が遺存しこの二者は前者以上に沸が強く地刃の働きが強く地刃の働きも豊富で長義の作風に
近侍しながらそれ以上に相州伝が強調された出来口を示している。刀の場合は
無銘極めが圧倒的に多く
長義に似て一段と沸が強く刃中の働く作品と丁子風の刃を交えたやや乱れの大模様の出来などが見られる。

第619回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年12月12日)
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刃長:2尺3寸1分5厘(70.15 センチ)
反り: 3分5厘 (1.06センチ)
目釘穴: 3個
元幅: 3.15 センチ
先幅: 2.59 センチ
重ね: 0.75 センチ
刀身重量: 910 グラム
体配:身幅が広く重ね厚く
表裏に棒樋を掻き通し反りやや浅く大鋒の帽子となる。
重量は910グラムと誠に健全な作品となる。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり、地沸が良くつき
地景が良く働き乱れ映りが立つ。
刃紋:小互の目乱れに互の目、小丁子、小のたれなどが乱れ
上半の焼きに比して下半はやや焼幅広く
華やかに乱れ匂勝小沸がつき、金筋、砂流が入る。
帽子:乱れ込んで丸く返り先尖ごころとなる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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