前回の回答は、
無銘(宇多)でした。
特徴:宇多派は大和国宇陀郡から越中に移住した一派で、鎌倉時代末期の古入道国光を祖として国房、国宗、国次などの刀工が活躍し、
江戸時代迄繁栄した。室町時代初期の応永(1394~)以前の作を古宇多、それ以降のものが宇多と呼ばれる。
作風は硬軟の鉄を組み合わせたという則重に酷似した出来が多く、地沸が厚く付き、
地景が激しく表れ鍛上げられた鉄の持味を生かした肌目の良く目立つ作が多い。
第624回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年1月23日)
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刃長: 2尺3寸(69.7センチ)
反り: 5分(1.515センチ)
目釘穴:1 個
元幅: 2.76 センチ
先幅: 2.4センチ
重ね:0.71センチ
刀身重量: 590グラム
体配:身幅重ね尋常な反りが深く付き、
鋒の伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつき
綺麗な独特の小糠肌となる。
刃紋:沸出来直刃にのたれ刃が混じり、所々匂口が深くつき
小足が柔らかく入る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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