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お知らせ

鑑定会 : 第628回


前回の回答は、
肥前国住藤原忠廣 でした。

特徴:近江大掾藤原忠広は初代忠吉の子で作刀技術を学び
寛永9年に父が亡くなって以来二代を引き続く。 
初代忠吉は多くの弟子の恵まれその後二代が家督を相続しその後も
弟子が彼を助けてその後の繁栄盤石なものへと確立していった。
永十八年七月に近江大掾を受領し60年間という長期にわたり昨刀を続けた。
作刀数はかなりの数に上るが、上々作である二代忠広は愛刀家の多くが好み、
その人気が良くうかがえる。元禄6年81歳で亡くなる。
弟子には3代陸奥大掾忠吉、播磨大掾忠国、河内大掾正広、出羽守行広等キラ星の如く
囲まれ更に鍋島藩の庇護の元に阿蘭陀鉄を独占した事で、
独特の肥前地金を獲得し他に地金の流出を禁止する事で
独特な地金を獲得し続けたと考えられます。

第628回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年2月20日)
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刃長:70.4センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:3個
元幅:3.12センチ
先幅:2.24センチ
重ね:0.64センチ
体配:裏に棒樋掻通し身幅
重ね尋常な反りが深く切先が延びた綺麗な体配。
地鉄:板目肌良く練れて地錵がよく付き地景が入り精良な地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れにのたれ刃が混じり帽子複雑に乱れ込む。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)