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鑑定会 : 第631回


前回の回答は、
備中国部住呰部大月三郎兵衛国重作(古水田) でした。

特徴:備中国部住呰部大月三郎兵衛国重作は古水田り言われ俗名打ちは珍しく地金も良いため丁寧に制作したと考えられます。水田国重の祖先にあたり江戸時代の作品とはかなり異なります。 江戸時代になると独特な刃紋となり、荒い沸がつく様になります。品格のある俗名打ちの作品を是非おすすめいたします。
拵えも肥後拵えの素晴らしい作品です。
現在特別保存刀剣に合格しております。

第631回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年3月13日)
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刃長:71.4センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:3個
元幅:3.26センチ
先幅:2.57センチ
重ね:0.77センチ
体配:身幅広く、重ね厚く、反り適度付いた体配の良い大切先の刀。
表裏に棒樋を掻き通す。
地鉄:板目肌流れて肌立ち、地沸付く。
刃紋:錵出来、表は互の目乱れに小丁子乱れが交じり、
裏は小のたれに互の目乱れが交じり、足・葉入り、砂流し金筋かかる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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