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お知らせ

鑑定会 : 第633回


前回の回答は、
無銘(長光)でした。

特徴:長光は長船派の祖である光忠の子で現存する作品は
鎌倉時代の中では最も多いがいずれも出来には
ムラがなく技量の充実していた事が知られている。
父光忠風を継承した感のある豪壮な作り込みに
華やかな丁子調の乱れを焼いた作品と身幅が尋常か
細身の姿に直刃調丁子足の入った比較的穏やかな作品があります。
本作は小板目肌よく練れてよく摘んだ鍛えに地沸が微塵につき地景が細かく入り刃紋は丁子乱れに
小丁子、小互の目。小のたれなどが混じり焼きの高低がなく小足、葉が入り匂勝ちに小沸が付き匂口が
明るく冴えた出来口を示しております。焼きに高低がなく焼頭にむっくりとした刃を交える乱れは長光の特色
がよく示されており加て地刃ともに明るく冴えている点も特筆されます。

第633回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年3月27日)
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刃長:69.6センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.86センチ
重ね:0.78センチ
体配:大磨上。身幅広く、反りやや浅い薙刀直し造りの刀。
地鉄:板目に杢目が交じりやや肌立つ。所々流れる。白気映りが現れる。
刃紋:錵出来、小互の目乱れに尖り刃が交じり、小沸付く。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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