前回の回答は、
武蔵大掾佐近是一（初代）でした。

特徴：武蔵大掾佐近是一は慶安頃から寛文にかけて活躍する
一文字を写し華やかな丁字乱れに映りが出る作品を制作する。
当時江戸には一文字写しの名人が活躍する。
光平、常光、是一、その他の刀工が活躍する。
中には、一文字といって良いくらいの刀工も存在し見事な作品を残す。
武蔵大掾佐近是一の初代は一文字写しの作品を制作するが
鎬地は柾目となり更に反りの浅い作品がほとんどで古作とはことなる。
なお是一は７代迄続く刀工であるが７代の出来は
相伝備前を焼く華やかな作品となります。

第646回：今回の鑑定　誰でしょうか？(令和3年7月3日)
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刃長:2尺2寸7分(68.8センチ)
反り:7分(2.12センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.3センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量: 820グラム
体配:本作は生茎、目釘穴1個と健全で重量があり身幅しっかりと重ね厚く反りが深くつき鋒がのびた健全で肉置きが良い蛤刃となる。
地鉄:小板目肌に小木目肌が混じり地沸がよく付き映りが現れる
刃紋:小沸出来、互の目乱れに丁子乱れが混じり
足に葉が働き帽子、乱れ込んで金筋が働く

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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