前回の回答は、
備前国住長船与左衛尉祐定/永禄十年二月吉日でした。
特徴:備前国住長船与左衛尉祐定は永正頃の祐光の門人といわれている。備前国住長船与三左衛尉祐定とは何らかの関係があったろうと考えられます。
第647回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年7月10日)
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刃長:2尺3寸6分6厘(71.5センチ)
反り: 6分(1.8センチ)
目釘穴: 個
元幅: 2.85 センチ
先幅: 2.14 センチ
重ね: 0.65 センチ
刀身重量: 760グラム
体配:擦り上げで身幅、重ね尋常な反りが深くつき鋒がのびた体配の良い姿をした作品。
地鉄:小板目肌に柾目が細かく混じり、地沸が厚くつき地景と白気映りが現れる。
刃紋:沸出来丁子乱れが続き小足に葉が働く。
裏面は物打ち近辺から激しい丁子乱れとなる。
帽子乱れ込み大きく焼き下げ、鎬地、棟に焼きが入る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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