前回の回答は、
無銘(大和志津)でした。
特徴:大和志津とは兼氏が濃州毛芸郡志津に居住する以前すなわち包氏と銘していた時代の作を指すものでありますが、
彼が美濃に移住した後も大和に包氏の名前を名乗った者が存在しており広義にはこれを含めて大和志津と呼称する。
第657回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年9月11日)
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刃長:72.4センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:3個
元幅:2.9センチ
先幅:1.6センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量: 535グラム
体配:身幅やや細め重ね尋常な反りが2.9cmと深く反り中鋒となる。
地鉄:小板目肌よく練れて無地に近い
地鉄のところどころ大肌が現れ白気映りが淡く見て取れる。
刃紋:直刃基調にのたれが混じり匂口やや深く小足が入り
二重刃が混じり、刃中、砂流、金筋が働く。
帽子:ふくらに沿って丸く返り、金筋が働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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