前回の回答は、
津田越前守助広(二代)でした。
特徴:万治3年頃制作された二代越前守助広の作品です。二代助広は生国摂州打出。
通称甚之嬲初代助廣の養子となり大阪常盤町1丁目に住す。明暦3年頃に越前守
を受領する寬文7年4月7日大阪城代青山因幡守に召抱えられる天和2年3月14日
46歳で亡くなる、この当時の作風は初代助廣と同様な作品を制作する。
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第671回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年12月18日)
刃長:2尺2寸2分(67.27センチ)
反り:4分5厘(1.36センチセンチ)
目釘穴:3個
元幅:2.72センチ
先幅:2.02センチ
重ね:0.67センチ
体配:大摺上げで身幅、重ねしっかりと反りやや深く付き切先が延び体配の良い作品となる。
地鉄:小板目肌に小杢目肌地錵が良く付く。
刃紋:沸出来、直刃に小互の目乱れが交じる。小足入り、匂口やや深い。
刃中、金筋砂流入る。帽子小丸に返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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