前回の回答は、
山城守藤原国包(二代) でした。
特徴:二代目国包は本郷吉左衛門と称し
正保2年父の跡を継いだと言われている。
寛文7年11月12日山城守を受領し
寛文12年7月2日61歳にて没す。
作品は柾目出来で古作保昌によく似ています。
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第689回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年4月30日)
刃長:55.8センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:2個
元幅:2.56センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:460グラム
体配:当時長巻であった作品を切り落として長脇差とした作品です。
地鉄:板目に杢目肌大板目肌が混じり映りが見て取れる、肌目がよく見て取れ研磨の技術によって、地鉄、地景が激しく現れる。
刃紋:直刃基調に互の目が混じり煙る様で匂口が柔らかくつきその中で激しい砂流、金筋が働く。帽子は掃掛で刃中、金筋が働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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