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お知らせ

鑑定会 : 第699回


前回の回答は、
安吉でした。

特徴:大左の子安吉は筑前から長州に移住したと言われるが、
これは正平17年紀で長州住安吉と切った短刀(重要美術)に見られる
銘振りが常々の安吉銘と同一であることから肯定される。
こののちに長州住安吉と明記したものには永和年季のものが遺存している。
応永年季のものは明らかに代変わりの作と考えられ永和年紀の作品は
初代銘とするのかには研究の余地がある。
本作は安吉の初在銘であり南北朝時代末期の作品と考えられる。

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第699回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年7月9日)

刃長:1尺8寸1分(54.85センチ)
反り:3分5厘(1.06センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.77センチ
重ね:0.48センチ
刀剣重量 570 グラム
体配:大擦上で身幅が広く重ね尋常な切先の大きな作品
地鉄:板目肌良く練れて地景がよく働き、流れを交え、地沸が微塵につき、映りが現れる。
刃紋:小沸出来、匂い出来に近く、丁子に小丁子・小互の目が混じり、
小足・葉がよく入り、映りが立ち、匂口が柔らかく働き金筋、
砂流が働く。帽子。乱れ込んで先大きな金筋が入る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)