前回の回答は、
伯耆守平朝臣正幸
寛政六年寅二月でした。
特徴:伯耆守平朝臣正幸は元平とが九州の双璧でありお互いが切磋琢磨をして最上級の作品を築きあげていった。
本作を見ると反りが深くつき擦り上げられると鎌倉時代から南北朝時代の左文字一類に紛れる作風をしております。
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第701回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年7月23日)
刃長:70.7センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:3個
元幅:3.06センチ
先幅:2.24センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量:855グラム
体配:大擦上で身幅しっかりと重ね厚く反りよく付き
切先やや大きくのびた体配の良い姿をした作品
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き肌目がよく見て取れる。
刃紋:沸出来直刃足、葉よく働き刃中、砂流、金筋が働く。
帽子(右):丸く返り先掃掛となる。
帽子(左):刃に沿って丸みを帯びて返り、掃掛る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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