前回の回答は、
左近権少将出雲守藤原氏貞
天正十六年八月吉日でした。
特徴:左近権少将出雲守藤原氏貞は官位としては最も高く評価される。
皆様もご存知の通り一国氏貞として著名な刀工で初代氏房の弟子で若狭守氏房の兄といわれ美濃から尾張へと移住する。
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第703回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年8月6日)
刃長:68.9センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:2個
元幅:2.682センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:715グラム
体配:大擦上で身幅、重ねしっかりと
帽子がのびた体配の作品。
切先長く時代の古さを感じさせる。
地鉄:板目肌の大板目肌が混じり映りが現れる。
刃紋:沸出来互の目乱れに小互の目乱れが混じり、
刃中には砂流、金筋、が働き何重にも刃が働き足、葉が働く
帽子、乱れ込んで掃掛となり丸く返る
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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