前回の回答は、
武蔵住国家作(無鑑査刀匠)
平成十三年新春 為松宮家重代でした。
特徴:武蔵住国家は戦前の武蔵住国家を踏襲しその力量は力強い作品を残す。祖父の初代国家から作刀技術を学び新作名刀展覧会に於いて数々の賞を獲得する。無鑑査刀匠として活躍し東京都無形文化財に指定されている。過去多くの賞を獲得するが新作名刀展で第二回努力賞を受賞する。敢闘賞を受賞し無鑑査刀匠に認定される。毎日新聞社賞、文化庁長官賞寒山賞を獲得11年継続して連続賞を獲得し3代目国家を襲名する。平成7年には全日本刀匠会常務理事。海外での作刀を実現して米国では有名になっております。映画ラストサムライに出演し刀鍛冶の役を演じました。
現在日本刀匠会副会長。兄吉原義人氏と共に日本刀剣界の重責を担っている。
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第736回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年4月1日)
刃長:70.6センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.97センチ
先幅:2.28センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:700グラム
体配:身幅重ねしっかりとした反りの深い刀。
地鉄:小板目詰んで綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ足良く働き明るく冴えて
物打ち近辺から激しく働き刃中、砂流、金筋が働く
帽子乱れ込んで火炎風となり金筋が働く
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)