前回の回答は、
無銘(片山一文字)
でした。
特徴:片山一文字派は福岡一文字派の則房がのちに片山に移住したためにこう呼ばれる。
則房の銘には数種の書体がみられまた作風も幅があるところから数代存在すると言われている。
従来片山は備中とするのが通説だったが近年備前福岡近くに在り片山ではないかとする説も唱えられている。
則房の見所は地鉄が強くさえて丁子乱れが助真、吉房などに比べて幾分小模様となり刃中の足が細かいところにある。
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第744回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年5月27日)
刃長:27.5センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.31センチ
先幅:センチ
重ね:0.45センチ
刀剣重量: 150グラム
体配身幅、重ね尋常な体配をした作品です。
地鉄:黒味を帯びた地鉄で板目に杢目肌が混じり
肌立つ独特な地鉄となる。
刃紋:表裏の波紋が完全に揃った刃紋となる。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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