前回の回答は、
無銘(当麻)
でした。
特徴:鎌倉時代中期頃に国行を祖として伝えている。奈良の寺院と大和の刀工は密接な関係にあり当麻派の鍛治は当麻寺隷属していたものと考えられる。一派には在銘品は少なく多くは無銘極めとなっており。国行の在銘品は板目ごころに鍛えが良く練れている直刃調の沸ずいた刃紋に砂流のかかった比較的穏やかな作風であるがこれに対して当麻派激しく沸付き金筋のよくはいった相州物を思わせる様な出来が多い。
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第746回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年6月10日)
刃長:69.0センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量: 750 グラム
体配:身幅、重ね尋常な反りが深くつき
切先が大きく伸びた体配の良い姿をした作品です。
地鉄:小板目肌まさに流れ杢目肌が混じり映りが現れる。
刃紋:沸出来互の目乱れに子互の目が混じり足、葉、砂流、金筋が働く、帽子、乱れ込んで金筋、砂流が盛んに働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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