前回の回答は、
肥前国住藤原忠広
でした。
特徴:肥前国住藤原忠広は美しい肥前地鉄に刃紋は直刃刃紋が本作のごとく匂口の深い互の目乱れを焼き上げる
本作は匂口の深い互の目乱れを焼き明るく冴えた作品を見事に焼き上げている、刃紋は互の目乱れに足が良く働き
帽子丸く返り先、掃掛となる。
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第762回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年9月30日)
刃長:1尺7寸3分5厘(52.6センチ)
反り:6分(1.82センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.93センチ
先幅:1.96センチ
重ね:0.6センチ
刀剣重量 465 グラム
体配:身幅が広く重ね尋常な鋒やや尋常な作品で裏には棒樋
と表には素剣を彫る。
地鉄:小杢目肌よく練れて地沸がつき綺麗な地肌となり地景が入り明瞭な写りが現れる。
鎬地:地鉄と同じ杢目肌よく積んで精良な地鉄となる。
刃紋:沸出互の目乱れに丁子乱れが混じり帽子乱れこむ。
刃中に砂流、金筋がよく働き足が柔らかく入る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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