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お知らせ

鑑定会 : 第766回


前回の回答は、
成田家重代天田昭次作之(人間国宝)
昭和五十四年菊月日
でした。

特徴:天田昭次は本名誠一と称し1927年(昭和2年)天田貞吉の長男として
新潟県新発田市に生まれた。昭和15年1927年に日本刀練習所に入門し鍛錬技術を学んだ。
• 以下は彼の来歴である。
• 1940年:日本刀鍛錬伝習所に入門
• 1952年:講和記念刀を製作・伊勢神宮式年遷宮御神宝大刀製作に宮入昭平の助手として奉仕
• 1954年:文化財保護委員会より製作承認を受ける
• 1955年:第1回作刀技術発表会に出品・優秀賞(第3回・第4回も優秀賞)
• 1959年:現状の作刀に疑問を感じ、自家製鉄の本格的研究を開始
• 1977年:作名刀展で「正宗賞」(山城伝)受賞
• 1985年:新作名刀展で2度目の「正宗賞」(相州伝)受賞
• 1990年:全日本刀匠会理事長
• 1996年:新作名刀展で3度目の「正宗賞」(備前伝)受賞
• 1990年:全日本刀匠会理事長
• 1997年:重要無形文化財「日本刀」保持者に認定。豊浦町名誉町民
• 1999年:勲4等旭日小綬章を獲得する
• 2013年(平成25年)6月26日逝去。享年85歳。
• 東京で終戦となり一旦は新潟に戻り昭和29年に作刀許可を受けると古刀の相州伝や備前伝を
制作する様になり
• 卓越した技術でその後自家製鉄を制作し鎌倉時代の名刀を制作したり室町時代の作品を制作
し正宗賞を3度か悪徳して

• 1997年(平成9年)には人間国宝となりました。 2013年平成25年に亡くなりました。

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第766回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年10月28日)

刃長:66.7センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:3個(内2個埋)個
元幅:3.04センチ
先幅:2.2センチ
重ね: 0.66センチ
刀剣重量 785グラム
体配:身幅が広く重ねしっかりと反りが深く鋒がのびた体配の良い姿をした作品である。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり地景が入って
無類によく練れた精良な地鉄となる。地には映りが見て取れる。
刃紋:は小のたれに互の目、角ばる刃。尖刃、多種の刃紋が入って変化に富み部分的に互の目が二つ繋がったいわゆる耳型の刃紋を形成し足が入り匂いがちに小沸がつき砂流、金筋が細かにかかり湯走り状の飛び焼を交える。地が穏やかで地刃にみるところが多く刃紋の景色にも雅味がかんぜられる一口である。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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