前回の回答は、
無銘(伝元重)
でした。
特徴:無銘(元重)の作品で鎌倉時代末期に活躍した刀工であります。兼光や長義とは異なる作品で刃紋がこずみ足がよく働き
刃紋に角張る刃紋が見て取れる。刃の働きが歯あげしく働き帽子が焼き詰め風となるなど大変景色の多い作品であります。
働きの多い見事な名刀ですのでぜひお勧めしたい作品です。
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第779回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年1月20日)
刃長:70.1センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.02センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.61センチ
刀剣重量:645グラム
体配:身幅、広め重ねやや厚く反りがつく。鋒は長く、綺麗な体配の刀です。
地鉄:小板目肌練れて綺麗な地金となる。
刃紋:沸出来、互の目乱れに小乱れが混じり帽子乱れこむ。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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