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お知らせ

鑑定会 : 第796回


前回の回答は、
無銘 (来国光)
でした。

特徴:来とは刀工の流派名であり山城に居住の国吉から国俊、国光と続く名工の家柄であ
るが国行は元異国の胴細工人であったと言われている。
優れた人物であったので朝廷から来という姓を頂戴されたと言われております。
上代には高麗からの帰化人が非常に多く高麗ばかりではなく中国からも多くいたと言われています。
元々鉄や銅製品に関しては彼らの技術力が高く日本に来たときはかなり優遇されていたのではないかと思います。
山城は京都でありその地では最良の地鉄を日本刀として製作していたこともあり
これは来一派の技量や能力が格段に優れていたと考えられます。
中国からの襲撃に高麗から逃れてきたとも言われており、技術の優れた彼らを優遇したと言われております。

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第796回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年5月25日)

刃長:68.2センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:2個
元幅:2.65センチ
先幅:1.90センチ
重ね:0.67センチ
体配:身幅細め、重ねしっかりとした体配の良い太刀。
地鉄:板目肌肌立ち所々に杢目が混じる。
刃紋:沸出来、匂口の明るい小互の目乱れに尖り互の目が交じる。
足・葉・湯走りが入り、砂流しが長くかかる。帽子先小丸に掃きかけ返る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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