ご注文番号:24840
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)
銘:近江大掾藤原忠広
新刀:上々作:大業物:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は近江大掾藤原忠広としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:1尺7寸7分(53.63センチ)
反り:3分0厘(0.91センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.07センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.61センチ
刀剣重量:525 グラム
時代:江戸時代 寬文の頃
体配:身幅が広く重ねやや厚く、鋒の伸びた体配の良い姿をした作品です。
地鉄:小板目肌良く付き、体配がよく、地鉄は肥前肌あるいは小糠肌となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ丸みを帯びた互の目乱れとなり、足が入り帽子丸く返る。
特徴:新左衛門と称し寛永9年父が亡くなった後に忠広を襲名する。時に19歳の年齢で寛永18年の近江大掾を受領する。元禄6年5月28日60年のながきに渡り作品を残す。中直刃には定評のある作品を製作し評価された。鍋島藩は肥前刀の国内輸出を考え肥前地鉄を特別な地鉄として秘密裏に漏らさない様にして数多くの作品を販売した。と言われております。 それほどこの肥前刀の出来はよくまた切れ味をよかったと言われております。なお本作の忠広の出来は互の目が丸みをして変化に富み素晴らしい出来となります。
拵:
鍔:木瓜型鉄地に唐草模様を彫る。銘を信家と入れる。
縁頭:赤銅魚子地に多くの侍と船を高彫りし金で色絵を施す。
鞘:朱塗に黒い紋様を入れる。
目貫:独鈷と龍を高彫りする
特別保存刀剣
特別貴重刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
価格:750,000円