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お知らせ

刀:肥州河内守藤原正広(2代)(特別保存刀剣)

ご注文番号:23423

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:肥州河内守藤原正広(2代)
                  
新刀:上作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥州河内守藤原正広(2代)としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:70.4センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.25センチ
先幅:2.29センチ
重ね:0.64センチ
刀剣重量:770グラム
時代:江戸時代、寬文の頃
体配:身幅が広く重ねやや厚く表裏に棒樋を彫り鋒やや伸びる。
地鉄:小板目肌良く詰んで小糠肌となり、
いわゆる美しい肥前地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れとなり帽子尖って丸く返る。

特徴:河内守正広は、初代河内大掾正広の子で、寛永四年(1627)に生まれた。佐伝次と称し、初銘を正永と切った。元禄十二年(1699)に七十三歳で没している。彼の作風は直刃、乱れ刃共にあるが、いずれも匂口の深い作である。特に互の目乱れは、彼の最も得意とするところである。 本作は小板目が良く詰んで、地沸が厚くついた鍛えである。丁字乱れに互の目乱れが渾然一体となった作で、刃中の働きは盛んで、金筋の働き、砂流しがかかり、夏に浮かぶ入道雲を彷佛とさせる。華やかで見事な出来で、是非お勧め致します。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に4個の渦を巻いた紋様を透かし彫りを施す。
縁頭:赤銅魚に木の実と花を高彫りする。
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅ちに花の図柄を高彫りし金で色絵を製作さる。
小柄:赤銅魚子地に家紋を2個高彫りし金で色絵を施す。

葵美術より一言:肥前刀はその地金の美しさと刃紋の匂口の深さが魅力と言えます。正広は特に匂口の深い天空に浮かんだ夏雲を思わせる作品が愛刀家にとってたまらない魅力と言えます。
本作は魅力を存分に引き出し時がねも良く上研磨で魅力一杯引き出されております。本作の肥州河内守藤原正広はがっしりとした作品で魅力のある作品です。拵は真面目な作品で良くできており是非皆様にご紹介したい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形

価格:1,650,000円

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