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お知らせ

鑑定会 : 第601回


前回の回答は、
無銘(片山一文字)でした。

特徴:一文字には鎌倉時代の華やかな福岡一文字があり、
その後吉岡一文字が活躍しやや地味さはある片山医一文字が活躍する 
すなわち一文字三家と称される。一文字派は長船派と並び、備前刀の双璧を成す二大流派の一つである。
古備前に次いで鎌倉時代初期から南北朝時代に亘って長期に栄えた。
古くは後鳥羽上皇から御番鍛冶の功により刀銘に「一」を許された刀工郡といわれ、
備前の福岡一文 字、吉岡一文字、備中の片山一文字、相州の鎌倉一文字などがある。
本作は、切先の大きく延びた鎌倉末期の体配をした一文字の刀。
一見、吉岡に紛れますが高低に匂口の深さに欠けている為に片山一文字と鑑定されたと考えられます。
        

第601回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年8月8日)
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刃長:65.9センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:2.65センチ
先幅:1.815 センチ
重ね:0.58センチ
刀身重量:485 グラム
体配:磨り上げ、区送りがあるが、ほぼ初茎といって良い作品です。
身幅、重ね尋常な反り深く付き大切先となる。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が良く付き奇麗な無地風の作品
刃紋:錵出来、のたれに小互の目乱れが混じり
刃中、砂流しが盛んに働き金筋が混じる
帽子:乱れ込んで先、掃掛けて返る

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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