前回の回答は、
正国六十三代孫波平住大和守平朝臣行安/慶應二年寅八月でした。
特徴:大和守平朝臣行安は波平家62代安利の跡を継ぐ勘之丞と称し
後に行安となる。その作は嘉永より明治初めに至る。
特徴としては鑢目が檜垣となり一平安代に似る。
第610回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年10月10日)
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刃長:62.9センチ
反り:2.3 センチ
目釘穴:1 個
元幅:3015センチ
先幅:2.03センチ
重ね:0.7 センチ
刀身重量:635 グラム
体配:身幅、重ねしっかりとした刀で反りが深く付き
切先が伸びる体配の良い作品。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が良く付き奇麗な無地風の地金となる。
刃紋:刃区より直刃、その先互の目乱れ、
腰の開いた互の目乱れとなり帽子のたれて丸く返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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