前回の回答は、
無銘(左貞吉)でした。
特徴:左貞吉は大左の門人で従来の多数ある
九州物の作域から大きく脱却し、地刃ともに明るく冴えて、地景金筋の交わる作風を樹立した。
左一門の刀工は多く、大左の子,安吉を始め行弘、吉貞、国弘、弘行、弘安、定行らがあり、総じて師風をよく継承してる。
それらの弟子達を末左と呼ぶ。
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第674回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年1月15日)
刃長: 67.1センチ
反り: 1.3センチ
目釘穴:2 個
元幅:2.73 センチ
先幅:1.83 センチ
重ね:0.62 センチ
刀身重量:615 グラム
体配:大擦上で身幅、重ね頃合いとなり反りやや深く切先が伸びごころとなる。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が混じり地沸が厚く付き細かな地景が盛んに働く
鎬地:板目肌に杢目肌が混じり流れ柾目が混じる
刃紋:小沸出来直刃、匂口が深く付き明るく冴え小足が柔らかく葉が盛んに働く
刃中、砂流 、金筋が細かく働く
帽子:匂口深く丸く反り先、掃掛ける。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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