前回の回答は、
備州長船則光
享徳二年八月日でした。
特徴:州長船則光は助右衛門と称し応永末年より文明にかけて制作したと考えられ
る。盛光、康光が応永備前の最も著名な備前刀といえば
その後を引き継いだ師光がその後を継いで活躍する。
銘は太刀銘、堂々とした反りの強い作品で出来は素晴らしく、
柔らかな丁子乱れは美しく、そして地鉄が素晴らしい。
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第695回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年6月11日)
刃長:9寸5分 28.78センチ
目釘穴:2個
元幅:2.71センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:205グラム
体配:三つ棟でがっしりとした作品であります。
地鉄:小板目肌良く練れて映りが現れ
杢目肌混じりよく練れた地鉄となる。
刃紋:沸出来匂口が深く皆焼の刃紋となり
互の目乱れ匂口が深く切先丸く返り先掃掛となる。
刃中、砂流、金筋が働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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