前回の回答は、
銘: 無銘 (来国安) 特別保存
無銘 (左安吉) 特別貴重 でした。
特徴:来国安は来国光の門人で南北朝時代に作品を多く制作する。
作風は来一派の作品に似ております。国安は地肌が来によく似ており直刃のたれに二重刃、三重刃となり
刃中、砂流し、金筋が良く働き鎬地に地肌と同様な板目肌に杢目肌が良く混ざった地鉄となる。
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第705回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年8月20日)
刃長:75.3センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:3.16センチ
先幅:2.29センチ
重ね:0.94センチ
刀剣重量 940グラム
体配:身幅、重ね厚く生刃を残し反りやや深く鋒ののび多体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌良く積んで流れ黒味のある地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れが良く働き刃中、二重刃に足、葉が盛んに働く
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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