ご注文番号:22348
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)
銘: 於武州江府延寿太郎宗義(丹波)
嘉永七年三月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 於武州江府延寿太郎宗義(丹波) としては上々作 にランクされる作品です。
はばき:素銅地金色絵
刃長:36.9cm
反り:0.8cm
目釘穴:1個
元幅:3.51cm
重ね:0.75cm
刀剣重量:450 g
時代:江戸時代嘉永の頃
体配:身幅が広く、重ねが厚く、反りのある豪壮な平打ち脇差
地鉄:板目肌良く練れて地沸が付き生刃が5cmほど残る。
刃紋:互の目乱れに丁子乱れが良く働き先乱れこむ。
特徴:延寿太郎宗義は丹波の刀工で初名は清武で慎太郎と称し柾目出来や良く詰んだ地鉄に広直刃を焼く。於武州江府と茎に彫ったのは江戸制作したからだと考えられる。銘は達筆な草書銘で相当に学があったと考えられます。
葵美術より一言:本作のように於武州江府延寿太郎宗義と銘を切ったものはほとんど見たことがありません。ぜひお勧めいたします。
特別保存刀剣鑑定書+特別貴重刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形