前回の回答は、
越後守包貞でした。
特徴:越後守包貞は初代越後守包貞に学び、その跡を継ぎ、初めは越後守包貞と名乗っていたが初代の実子が成人すると
越後守包貞の名前を譲り自ら坂倉言乃進照包と称した。名前を変えた時期は宝永8年2月頃と見られ
作風は助広を勉強しておりかなり作品を製作している。
さらに薫山先生が記載している様にやや角ばった匂口の深い互の目を焼いて明るく冴えた
独自の覇気のある作品を製作しております。
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第723回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年12月24日)
刃長:78.3センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.34センチ
先幅:2.5センチ
重ね0、68センチ
刀剣重量 885 グラム
体配:身幅が3.34cmと広く重ね厚く
反りが深くつき切先が延び表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌にも米肌が混じる。
刃紋:沸出来、匂口の深い丸みを帯びた
互の目乱れに足がよく働き帽子乱れ込んで足がよく入る。
刃中、砂流、金筋が盛んに働き帽子の中にも金筋が働く
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)