ご注文番号:23108
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:土肥真了
新刀:中上作:業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 上作 にランクされる作品です。
鎺:銀二重に扇で丸を描いた家紋を製作する。
刃長:2尺3寸2分7厘(70.5 cm)
反り:0尺7分2厘(2.2cm)
目釘穴:1個
元幅:3.19cm
先幅:2.04cm
重ね:0.74cm
刀剣重量:870グラム
時代:江戸時代延宝の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき切先が伸びた体配の良い姿をした作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで綺麗な地鉄すなわち大阪地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口が深く道欄風に匂口が深い作品となる。
特徴:土肥真了は土肥作左衛門正重と称し延宝8年に坂陽にきて真改の弟子となる。天和2年に帰国し名を土肥真了と改める。 作風は井上真改に似る。
葵美術より一言:土肥真了の豪壮な作品で地鉄が良く練れて刃紋は濤乱刃風に匂口の深い作品で肉置きがよく是非お勧めしたい作品です。一般的に土肥真了はこのような豪壮な作品は少なく恐らく助広を真似て製作したものではないかと考えられます。土肥真了の最高作と考えますので是非お求めください。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形