前回の回答は、
無銘 (片山一文字)
(金象嵌)津田守
石切
でした。
特徴:片山一文字一派は現在の岡山県都窪郡山手村片山で片山一文字則房らの住所で備中片山に居住した刀工団である。
鎌倉一文字助真もこの派の出身である。
片山一文字の見所は備中物の特徴である澄み肌と丁子乱れが逆乱れになるところだと言われていいます。
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第764回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年10月14日)
刃長:69.6センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:3個
元幅:2,69センチ
先幅:1,86センチ
重ね:0.55センチ
刀剣重量 615 グラム
体配:身幅尋常、重ねしっかりとした作品で
表裏に房樋を彫り切先ややのび切先はうつ伏せ心となる。
地鉄:小板目肌に明瞭な映りが現れ柔らかな地鉄となる。
刃紋:小乱れに丁子乱れ、互の目乱れが働き帽子三作風に返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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