ご注文番号: 23540
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:
作陽幕下士細川正守(花押)
文久三年二月日
新新刀:上作:
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は作陽下士細川正守 としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺: 金着一重鎺
刃長:1尺7寸cm
反り:5分cm
目釘穴:1個
元幅:3.1 cm
先幅:2.4 cm
重ね:0.6 cm
刀剣重量 530 グラム
時代: 江戸時代末期
体配:身幅しっかりとつき、重ねがあり、反りやや深くつき、鋒がのびる。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がついて肌立つ。
刃紋:小沸出来丁子乱れに互の目乱れが混じり刃縁が柔らかく煙るようになり刃中に金筋、砂流がかかる。帽子、乱れ込んで先尖って返る。
特徴: 細川正守は美作の刀工で、細川正義の嫡子で、父と同じく津山藩の藩工でした。作風は父と同様の優れた地鉄と刃文を制作しました。本作は刃文が朝霧のような霞んだ雰囲気があり匂口が深く、砂流、金筋がよく働いていて見事です。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形